2006年5月・・・有里さんとパートナーの下村誠さんがツアーの途中にうちに寄られ、
わたし達だけのために歌ってくださったことはまるで昨日のことのよう・・・
その年の12月に長野の有里さん宅は家事で全焼。下村さんは光の世界に旅立たれました。
2007年の春から活動を再開した有里さんのコンサートの企画が持ち上がった時、それは
やはりこの家で行うことが自然な流れだと感じたのです。
当日はとても寒い日でしたが、たくさんの人が集まり、あたたかいひと時を過ごしました。


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今回も手伝いにかけつけてくれた、ともちゃん、そしてたずこさん。
今日のメニューはかまど炊きごはんと、黒米入りご飯のおにぎり、
具だくさんのお味噌汁に、さつまいものコロッケバジルソース添え、
カブの胡麻和え、胡麻豆腐等・・・梨のコンポートがデザート。
写真には撮ってないんだけど、コンサートの途中でティータイムも
あったんだよね。かぼちゃのプリンor黒胡麻のシフォンケーキ、
それにコーヒーor紅茶のセットで、ほっと一息つきながら、
ゆっくりコンサートを楽しみました。

古い野原のおうちに、有里さんの透明な歌声が響きました。優しい歌の数々、そしてお話。
近所の方も、遠くからの方おられましたが、皆、惹きつけられるように耳を傾けていました。

そして、翌日・・・昨日の余韻を残した空気の中、ゆっくりと一日が始まりました。
遅めの朝ごはんをみんなで食べ、贅沢なプライベートコンサートをしてくれた有里さん。
新しくできた歌も歌ってくれました。コンサートももちろん素敵だけれど、こんな風にくつろいだ
雰囲気の中で聞く歌もまた良かったね^^右の写真は兵庫県の篠山から来てくれた仲良しの
下田ふぁみりー。祥ちゃんの自信作、台所横のロフトから聞いていました。
楽しい時間を過ごした後、有里さんは笑顔で次のコンサート会場へと出発してゆきました。